BLOG

SDGs

Throwback Science Thursday!

“SDGs”という言葉を聞いたことがありますか?

Sustainable Development Goals、「持続可能な開発目標」の略で、17の大きな目標とそれらを達成するための具体的な169のターゲットで構成されています。

地球においての深刻な環境問題の一つが、海洋プラスチックの問題です。これはSDGsの【目標14】に該当します。世界では毎年3億トン以上のプラスチックが生産されています。そして、そのプラスチックが不法投棄やポイ捨てなどにより自然界に流出してしまうと、海鳥や魚類、海洋哺乳類等がエサと間違えて食べてしまったり、それが原因の怪我や病気、更には命の危険にさらされる事につながるのです。

ここ数年、業界を問わずプラスチック製品の使用を削減する動きが高まっています。なかでも大量生産されているストローの廃止への取り組みは世界各地で加速しています。

このプラスチックストロー廃止へのキャンペーンを、オーストラリアの小さな女の子が始めたお話をご存知ですか? 彼女の名前は Molly Steer 、ケアンズに住む当時9歳の小学生の女の子です。

Mollyは、お母さんと一緒に観たPlastic Oceanという映画で、プラスチックを食べ物と間違えて食べてしまった生き物たちが苦しむ姿を知り、生き物たちのために何ができるのかを考えるようになったのだそうです。

何か始める時は、小さな事から始めるのが良いとお母さんから聞いたMollyが思い付いたのが、「もうストローは使わない。」という事。”Straw no more campaign“の始まりです。

Mollyが周りのお友達や先生達に呼びかけると、Campaignはあっという間に学校中に広まり、他校にも広がって行ったそうです。なんと、TEDイベントからも声がかかり、スピーチをする事になったり、市議会も巻き込んで、ケアンズ市のプラスチックストロー削減が可決されるまでに!  

Mollyは、いつか世界中からプラスチックストローがなくなることを願っています。どれだけ時間がかかったとしても、生き物たちの命と、地球を海洋汚染から守っていきたいのだそうです。

沢山の人々から、壮大なことをしようとしていると言われる事もあるそうですが、ある女性からは、こんな励ましを受けたそうです。

Be a mosquito!” (蚊になるのよ) これは、ダライ・ラマの格言である、”If you think you are too small to make a difference, try sleeping with a mosquito.” (ちっぽけな自分では変化をもたらせないと思うのなら、蚊が1匹いる部屋で寝てごらんなさい。) から来ています。

誰でも、小さな事からでも、変化は起こせるのです。PAPのみんなは、どんな事から変化を起こす事ができるでしょうか…?

プラスチックストローをなるべく使わないようにすることもそうですが、

まずはみんなには、どんな物がプラスチックゴミなのか?それ以外のゴミにはどんな物があるのか? 正しく分別する知識をつけてもらいたいと思います!

色んなGarbagesがあります。それぞれ Paper、Metal、Glass、Plastic等、どこに分類されるのか、考えながら色塗りをしてもらいました。

What are metals…?

 

お友達と相談しながら、よく考えてみます…。

塗り絵が終わったら、アイテムを切り取り、分類していきます!

みんなでみんなの地球のため、人間だけではなく動物達、生き物みんなのために、出来ることから始めていきましょう!

きちんと分別出来たね!

 

 

 

関連記事

PAGE TOP