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A child at heart

What day is it?

It’s Fun Fun Friday!

 

 

今回のFun Fun Fridayは、10月生まれのみんなのお誕生日をお祝いしました。

3人の年少さん達が、本日の主役です!

 

今回のお誕生日会は、お外に飛び出して、秋空の下、思いっきり遊ぶのがテーマです。

 

落ち葉拾いもしました…。

王冠を被って自然の中にいるみんなを見ていると、ある絵本の主人公を思い出しました!

 

Kingになって、この”かいじゅう”を従えている、Maxです!

 

皆さんは、”Where the wild things are”というお話をご存知でしょうか。

日本では「かいじゅうたちのいるところ」という題名で親しまれています。

 

ある日、Maxはイタズラが過ぎ、お母さんに叱られ、夕食抜きで自分の部屋に追いやられてしまいます。

不服そうにしているMax。すると不思議な事に、Maxの部屋に木が生え大きな森になり、海も現れます。

Maxは船に乗り、航海へと旅立ちます。たどり着いたのは、かいじゅうたちのいるところ…

MaxはかいじゅうたちのいるところのKingになり、かいじゅうたちをならし、好きなように過ごしますが、やっぱりお家が恋しくなり、かいじゅうたちにさよならをし家に帰ります。

 

家に帰ったMaxを待っていたのは、お母さんが用意してくれた温かい夕食でした…。

叱られる事があっても、お母さんが大好き!やっぱりお家が1番ですね!

かいじゅうたちのいるところは、Maxの壮大な空想の世界…。

 

子ども達は、空想と共に生きています。

子ども達が時折、「え!本当に?」というようなお話を、あたかも実際に起こった事のように、生き生きと話すのは、現実の話と、空想の話が入り混じっているからです。

 

それは、嘘をついている訳ではなく、話をしている間に空想のストーリーが思いつきで出てくるのを話しているだけなのです。

 

6歳くらいまでの子ども達は、まだ空想と現実の区別があまりつきません。

大人と子どもの認知機能は全く違っていて、子どもには空想の世界と現実の世界が曖昧と言えます。

子ども達が読み聞かせの際に、物語の世界に入り込んで、主人公が悲しむと悲しい表情になり、主人公に怖い出来事が起こると同じように怖がっているのは、お話を聞いているというよりは、お話の世界を体感しているのです。

 

幼児期は人生で唯一、空想の世界で見たり聞いたりした事を、現実の出来事として体験が出来るとても貴重な時期です。

大人になった私達には、もう出来ない事で、みんなが空想のかいじゅうを実際に見られるのがとても羨ましく感じます。

 

大きくなるにつれ、認知機能が発達してくると、空想は空想と区別するようになっていく子ども達…。

表題の”A child at heart”は、「童心を忘れない」という意味です。子ども達には、大人になっても、いつまでも子ども心を忘れないでいてほしいと思っています。

 

Happy Birthday!

Yoko

 

 

 

 

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